勤労感謝の日 ~周りの人たちへありがとう、自分へありがとう~
明後日、11月23日。「勤労感謝の日」ですね。
今年最後の祝日です!
1年最後の祝日が11月なんですね~。
平成時代は天皇誕生日が12月だったので、しかもクリスマスシーズンだったので連休があるっていうイメージが強かったんですが、もう令和3年なのにまだ慣れない(笑)
コロナで休みが多かったのと、バタバタしていたからでしょうか。
あと、大晦日は祝日に含まれないんですね!
これは初めて知りました。(今更ですが...)
長期連休という形で学校も会社も休みになるので勝手に祝日なんだと思っていました。
まあ、大晦日のことは別途調べるとして、今回は「勤労感謝の日」について調べていきたいと思います。
勤労感謝の日とは?
今まで、文字のイメージから働いている人にむけての感謝の日なのかなと思っていましたが、内閣府のホームページに下記のように載っていたので、ちょっと意味合いが違うのかなと思いました。
勤労感謝の日:勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
「生産を祝い」っていうところは昔の収穫祭っぽいイメージがあるなと感じました。
みんなで豊作を喜び互いに感謝しようというような感じですかね?
いつごろからある祝日なのかなと調べてみると、「勤労感謝の日」という名前になったのは戦後からですが、それ以前は「新嘗祭(にいなめさい)」という名前で古くから祭事が行われてきたそうです。
「新嘗祭」とは、その年に収穫された新穀などを神様にお供えし、感謝の奉告を行い、また、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式のことで、飛鳥時代にはすでに行われていたそうです。
やっぱり元は収穫を祝う日だったんですね!
様々な収穫祭がある中で、「新嘗祭」が「勤労感謝の日」になったのは、穀物を奉りお祝いする儀式だったというのが関係しているのかなともちょっと思いました。
日本の主食はお米ですしね。
ただ現代の意味合いで考えると、収穫への感謝ももちろんですが、食物の収穫だけではなく他の生産物に関しても。
また、農家さんだけではなく、働いているすべての人。
この世界を作っているみんなで、今日こうやって過ごせていること、ご飯を食べれていること、大切な人たちと一緒に入れること。
すべてに感謝し合おうという意味なのかなと思いました。
ただの祝日って言ったらそれまでなんですが、せっかく「感謝」という言葉がついている日なので、まわりへの感謝、自分への感謝、そういったことを考えられる日にできたらいいなと思いました。
ちなみに...
「労働感謝の日」というのも戦後改名されるときに候補に挙がったそうです。
ただこれだと収穫の意味合いはなくなりますよね。
また、勝手なイメージですが軍隊っぽいなって思いました(笑)
「新嘗祭」ですが、今も皇居では行われているそうです。
また、各地の神社でも祭事が行われたりするそうなので、足を運んで雰囲気を味わうのもいいのではないかと思います。